ギター超初心者、ギター初心者の方へ
ギター初心者さん用の教則本は、たくさんの種類が出版されていますからどれを購入したら良いか悩むところですよね。
ですからインスピレーションと言ってしまうとなんですが、第一印象で選んで良いのではないかと思います。それよりも大切なことは、教則本を成し遂げることですから。
見にくいからとか解りにくいからと言う理由だけで投げ出して次の本、次の本…ってなってしまうと、結局前に進みませんからね。
アマゾンの検索で「ギター初心者」「初心者ギター」などのキーワードで探してみてください。
また、このような教則本は爆発的に売れるものはごくわずかですし、次々に新しい本が販売されているので少し古いものになると中古でしか手に入らないと言うケースも多くあります。
ギターの奏法やノウハウは時代でそれほど変わりません、と言うかほとんど変わらないので、中古でも良い教則本があったら手に入れることをお薦めします。
わたしが実際に持っていて良いと思う初心者向け教則本も実は既に中古になっています。とても良い教則本ですが、中古ですから安価です。ご紹介をします。
日本放送出版協会(2001/12)
練習曲:ラ・ヴィオレテラ/ギター悠々のテーマ/イエスタディ/ノルウェーの森/ブルーモンク・他
ジャズギタリストの渡辺香津美さんがアコースティックギターを中心にして初心者向けに放送したNHK趣味悠々のテキスト。
一番の特徴はジャズギタリストである渡辺香津美さんの、クラシックのように難しい話はほとんどなくて、楽しく弾く!というスタンスと、ジャズらしいある意味”いいかげん”さ。そのために、かなり解りやすく、初歩の初歩という感じで参考になります。
NHKの番組テキストですので、レクチャーの進行は早いのですが、それでも初心者には格好の教則本だと想います。残念ながら放送がかなり前ですので、既に中古本でしか手に入りません。
NHK趣味悠々 今日から弾き始めよう 荘村清志のギターで世界の名曲を
日本放送出版協会(2007/06)
練習曲:ロンドンデリーの歌/11月のある日/カヴァティーナ/涙/聖母の御子/アルハンブの思い出 他
日本でも著名なクラシックギタリストの荘村清志さんが、クラシックギターの初歩をレクチャーしたNHK趣味悠々のテキスト。
基本的には楽曲を見てもクラシックギターの教則本ですが、普通の教則本のように最初に手の使い方とかの理論から入って、メカニカルな課題をこなして楽曲へという流れではありません。
課題曲を弾きながら、そのときに応じた細かくギターテクニックを紹介しているという流れで楽しみながら解りやすく学んでいくことができると思います。クラシックと言う視点から名曲を弾くことに主眼を置いている教則本です。
また、教則本と一緒にぜひ持っていた方が良いのがコードがたくさん掲載されているコードブック。わたしの愛用しているコードブックは押さえ方のバリエーションも含めて約7500種類のコードが掲載されていますが、残念ながら中古でも売っていません。
いろいろと探してみたのですが、とりあえず初心者さんにはこのコードブックが良いかなと思います。