ソロギターいろいろ | ソロギターレクチャー | ギターの響き〜ワンダフルギターライフのすすめ〜
トップページ > ソロギターレクチャー > ソロギターいろいろ

ソロギターいろいろ

ソロギターはギターの数だけ、ジャンルの数だけ、たくさん種類があります。

ソロギターには実にいろいろな種類があります。ギターの種類と同じだけ、音楽のジャンルと同じだけあるといっても良いのではないでしょうか。

一般的にはアコースティックギターを用いて奏でるものをイメージされると思います、エレクトリックでもソロで演ずれば、ソロギターですよね。

つまり、ギター一本でするパフォーマンスはすべてソロギターということになります。

例えば、エレキと歪系の音でソロギターといえばジミ・ヘンドリックスさんのアメリカ国家。でもこれはライブの中の1曲ということで、いちジャンルとしては確立されていないですね。

ジャズのソロギターはクリーントーンですがエレクトリックです。また、アコースティックでも、ナイロン弦かスチール弦かによっても感じがずいぶん違います。

また、ジャズなのかクラッシックなのか。またポピュラーソングなのか、童謡なのか。ブルースなのか・・・ジャンルによってもいろいろあります。

それぞれに良いところがありまた個人のお好みがありますので、いろいろなものを聞いてどれが一番しっくりくるか探してみてください。

ここで、わたしの好きなジャンルをご紹介します。

まずは、クラシック。

当然使うギターはクラシックギター。楽曲としては、「禁じられた遊び」や「アルハンブラ宮殿の思い出」のような超有名曲から、バッハさんの「パルティータ」とかの、いわゆるクラッシック。そして最近はビートルズナンバーやもっとポピュラーな物まであります。

しかしそこにはアレンジをする人がいて、しっかりとした作品として譜面に残されています。楽曲はいろいろですが、基本的には譜面に書かれているものをいかに自分流に解釈して演奏するかという世界になります。

クラシック
クラシックの代表曲もたくさん入っています。世界的な名手。福田進一さんのBESTです。
スーパーベスト
amazonで詳細を見る

次に、ジャズ。

ジャズのソロギターはフルアコースティックギターが多いです。もちろん、クラシックギターも使うしスチールのアコースティックも使います。

クラッシックとの大きな違いは、その即興性にあります。

ジャズの場合は、もちろんスタンダードと呼ばれている曲もたくさんありますが、基本的には何でもジャズになってしまいます。ジャズマンはどんな曲でも一度つま弾きだすと全てジャズになってしまうんですね。これはジャズに使用する独特のコード感覚とリズムによるものが大きいです。

クラシックが決まっていることを、自分流に表現していくのに対して最低限決まっていることをその場の感覚で演奏するのがジャズ。いわゆるアドリブというものですね。メロディーとコード進行だけ決まっていれば、それで演奏が出来てしまうんです。

ジャズ
なんと言ってもこの人!ジョーパスさんの名作です。
ヴァーチュオーゾ
amazonで詳細を見る

そのほかにも、マイケルヘッジスさんや押尾コータローさんのようなギターインストというものやブラジルのボサノバラグタイムアコースティックブルースなど。

さらに、今たくさん販売されているソロギターのCD付きの楽譜や本。これは、今やある意味でひとつのジャンルと言っても良いのではないでしょうか。

この流行に火をつけた最初の本をかいたのが、ギタリストの南澤大介さん。いろいろなジャンルのいろいろな曲を、解りやすくまた比較的演奏しやすくアレンジしつつも、ライヴや演奏会でも弾ける位のクオリティが十分ありますね。

ジャズなどのように即興性は無くて、どちらかというと譜面はきっちり決まっていますのでクラシックの世界に近いとも言えます。またお手軽なのも人気の秘密です。

ギターインスト
実力者はたくさんいますがここは人気で押尾コータローさん。
Dramatic (CCCD)
amazonで詳細を見る

ソロギターCD付きの楽譜や本
ソロギターのブームに火をつけた南澤 大介さんのCD付き譜面です。
ソロギターのしらべ CD付

amazonで詳細を見る

いろいろと書き綴って見ましたけれど、結局のところは好きなようにやりましょう!ギターの種類はなんでも良いので自分の好きな曲をソロで奏でる。しかも、気楽に楽しく。

これが「THE ソロギター」ということですね。

ちなみに、わたしが個人的に極めたソロギター、目指しているソロギタースタイルはクラシックの基本的な部分にジャズの即興性をもったソロギターです。

簡単に言えば、イントロやテーマそしてエンディングなどはきっちりとしたアレンジが出来ていて、その対比としてアドリブの部分がありそこで全くのフリーで感性に任せて奏でる・・。こんな感じでしょうか。

プロのスタイルで言えば渡辺香津美さんのソロパフォーマンスが近い感じでしょうか。

それでも一番大切なことはは『楽しく』と言うことですね。そして、弾いていて心地よければOKです。

でもその道はまだ険しく、遠い・・・。

個人的にわたしが目指すソロギタースタイル
ジャズギタリストの渡辺香津美さんの名作です。
GUITAR RENAISSANCE
amazonで詳細を見る

 関連記事


▲Pagetop