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Rainbow Seeker(虹の楽園)/Joe Sample

ジョー・サンプルさんの名曲『Rainbow Seeker(虹の楽園)』をソロギターにアレンジして弾いてみました。

この曲はジョー・サンプルさんのソロ・アルバムの『RAINBOW SEEKER(虹の楽園)』に収録されています。


虹の楽園

昨年亡くなったジョー・サンプルさん。 追悼の意味を込めて先日『Melodies of love(メロディーズ・オブ・ラブ)』を ソロギターにアレンジをして弾いて見ました。

もちろん『Melodies of love(メロディーズ・オブ・ラブ)』も好きな曲なんですが 実はいちばん好きな曲がこの『Rainbow Seeker(虹の楽園)』なんです。

この曲にもいろいろなバージョンがあるのですが 今回のアレンジで主に参考にしたのはクルセイダーズのバージョン。 作品としては、1981年の日本公演を納めた「音楽会」と言うアルバムのものです。


音楽会

さて、今回のアレンジのポイントはまずイントロ。 原曲の少しラテンフレーバーをどうだすか?と言うことです。

とは言っても、ギター自体がもともとサンバやボサノバに非常に使われている楽器なので ソロギターアレンジをする上でも作りやすいと言えます。

いろいろな楽曲をアレンジする場合に ちょっとボサノバ風にすれば、意外に簡単にアレンジができたりしますから。

この『Rainbow Seeker(虹の楽園)』のイントロは 3つの要素で出来ています。

まずはベースライン。そしてコード。そしてギターで入る対旋律。 ギターの対旋律とは言ってもあくまでもリズムギター的なもの。 この3つをなるべく簡略化して重ね合わせたのが今回のアレンジです。

聴くと複雑そうですが、弾いてみると意外に簡単だったりします。

次のアレンジのポイントは テーマに入ってから軽快に流れていくリズムをどう表現するか?です。

ソロギターの場合、どうしてもドラムがないので 難しいところではありますが、今回はベースラインを少し細かく刻んで表現をしてみました。

でも、これが実際に弾く場合にクセ物で なかなかスムーズなリズムを生みだせずちょっと苦労をしました。 実際の演奏でも、最初のテーマより アドリブの後のテーマの方がリズムにノッテいる感がありますね。 このあたりは演奏上の未熟さゆえなんですけど。。。

最後にアドリブ部分についてですが 実はスケールが結構変化をするのでアドリブ自体も難しい曲なんですね。 特にサビの部分はスケールがコロコロ変わっていくので ソロギターでなくてバンドでソロを奏でても難しいです。

ですから、なるべくコードを押さえて そのポジションで弾ける音やフレーズを選択して アドリブを奏でてみました。 まあ、基本的と言えば基本的ではあるのですが、特にこのようにスケールが変わっていく楽曲の場合は コードポジジョンを見失わないようにすると上手いラインを奏でることができます。

と言うことで、ジョー・サンプルさんの追悼の意味を込めたソロギターアレンジ 『Rainbow Seeker(虹の楽園)』。 楽しんでいただければうれしいです。 そして合掌・・・。

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