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ソロギター用に童謡『雪』をアレンジしました

難易度:★★★☆☆☆
作曲:未詳 作詞:未詳
明治44年、「尋常小学唱歌(二)」に掲載された2年生の文部省唱歌。「小学読本」に使われた「ゆきのあさ」を下敷きに創られた。「こんこ」とは「来いよ」の意味と言われています。
(引用:西東社・こころの名曲集より・敬称略)

>>>ギタータブ譜はこちらからご覧ください。

アレンジのポイント

原曲は軽快なイメージがありますが、深深と降る雪の感じを出すために少しトーンを落としてダークな感じの中にも、雪の明るさがあるようなアレンジにしました。

主にD=レの音でペダルトーン的にコードをつけました。

途中転調しますが、この部分では今まで高音で奏でられていたメロディが、中間音に変わります。メロディラインは同じですがコードが変わったので印象がだいぶ変わってインパクトのある部分となっていると自負していますが・・・。

演奏のポイント

押さえ方など一部ストレッチがあり難しい部分もありますが、比較的簡単に押さえることができます。

メロディラインを意識して弾く事がポイントでしょうか。

イントロはトリルを使用します。小指も使用しないとスムーズに流れないので注意が必要です。
1小節・1拍目 1小節・1拍目

5小節目は譜面では4拍になっていますが、わたしの演奏では2拍になっています。

この部分は次のメロディへの移動があり、またイントロに比べるとメロディが8分音符と半分になっていますので少し戸惑うことがあります。ですからフリーに時間を取るとメロディに入ると演奏しやすくなります。

7小節目はストレッチです。1弦の2フレットを人差し指で押さえて、次の1弦の3フレットへスライドするように押さえます。
7小節・1拍目 7小節・1拍目

また、人差し指をスライドさせないで3フレットを中指で押さえる方法もあります。
7小節・1拍目 7小節・1拍目

18小節目は押さえにくい形です。6弦の4フレット、3フレットは人差し指で押さえます。そして2弦と4弦の2フレットはセーハで人差し指を使用します。
18小節・1拍目 18小節・2拍目
18小節・2拍目 18小節・3拍目
18小節・4拍目 18小節・4拍目

エンディングは譜面とわたしの演奏が少し違います。最後の部分は人差し指でプリングオフをします。1弦の解放弦の音があまり大きくならないように注意します。

最後の和音は譜面ではD=レのオクターブですが、演奏はDとAの音を出しています。AはDのコードトーンになりますので、これでも合うわけですね。

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