ソロギターアレンジの方法
好きな曲をソロギター用にアレンジするための2つの考え方
具体的に「この曲をアレンジしたいな」と思ったときにどうするか
では、具体的に「この曲をアレンジしたいな」と思ったときにどうするか。。。
私の場合は、その曲のメロディだけを拾って弾いてみます。そしてそのメロディを弾きつつ、どんな感じが自分の表現したいソロ・ギターなのかを探ります。
その結果、ふたつの考え方のどちらかに決めていきます。
ひつめの考え方でアレンジをすると決めた場合は元の楽曲をとにかく聴き込みます。
そしてメロディ、ベースラインを拾って、同時にそれを演奏することが可能かどうかを試してみます。一緒に演奏できそうだったらアレンジに取りかかります。
ちなみに、ドラムはギターで表現するのは難しいです。まあ、フィンガースタイルのソロ・ギターであれば、ギターのボディなどをパーカッシブに叩いてドラムのように聴かせることも出来ますが。
私の場合は、ベースラインを出来るだけ再現することで何気にドラムが奏でているリズムが表現できるのではないかと思っています。
だから、まずはメロディとベースラインからなんですね。
それから、それに和音を挟み込んでいき、さらに特徴的なストリングスやブラスなどの旋律をさらに絡めてアレンジを仕上げていきます。
次に、ふたつめの考え方でアレンジをする場合です。
こちらもとにかくメロディだけをまずは奏でてみます。そしてよりイメージを膨らませてどんな感じに仕上げたいのかを固めていきます。
次に、コードが解っている場合はメロディと一緒に弾いてみます。そのときに、別のコードではどうか?と言うことを常に試しながら自分の最初に膨らませたイメージに近づけていくように試行錯誤していきます。
結論としては「お好きに…」
好きな楽曲をソロ・ギター用にアレンジする場合の2つの考え方について話をしましたが。現実的なところで言うと、ギター一本ですから、どちらでも良かったりしますし、2つの考え方が混ざり合っても全然問題ありませんね。
そこがソロ・ギターの面白みでもあったりしますから。
まあ、結論としては「お好きに…」と言うことになってしまうのですが。
これら2つの考え方はあくまでもキッカケとしていただいて自由に創造の翼を広げてアレンジを楽しんでいただければ良いと思います。