ソロギターアレンジの方法 | ソロギターレクチャー | ギターの響き〜ワンダフルギターライフのすすめ〜
トップページ > ソロギターレクチャー > ソロギターアレンジの方法

ソロギターアレンジの方法

好きな曲をソロギター用にアレンジするための2つの考え方

好きな楽曲をソロ・ギター用にアレンジして演奏出来たらとても楽しいことですね。でも、なかなか難しいところがあるのも事実です。ここでは、好きな曲をソロ・ギター用にアレンジするための私が普段している「考え方」について話をします。

ソロ・ギター用に楽曲をアレンジする場合には、大きく分けて2つの考え方があります。

ひとつは【元の楽曲に出来るだけ近くアレンジをする】と言う考え方です。もうひとつは【元の楽曲のメロディを中心としてアンレンジをする】と言う考え方です。

元の楽曲に出来るだけ近いアレンジをする

まずはひとつめの【元の楽曲に出来るだけ近いアレンジをする】と言う考え方についてです。

これは、例えば「J-POP」「ロック」などの楽曲をアレンジする場合に良く使います。

これらのジャンルの音楽と言うのは多くがアレンジも含めてひとつの曲として仕上がっているケースが多いです。

つまり、ベースラインやリズム、そしてその他の楽器などの旋律などを含めて曲として成り立っているところが大きいわけです。

逆に言うと、メロディとコードだけでは少しもの足りないところがあったりするわけです。もちろん、メロディだけでも秀逸な曲はたくさんありますが。

例えば、ロックなどでのギターのリフや印象的なベースラインなどはその曲にとっては欠かせないものだったりします。途中で入るブラスやストリングスの対旋律やカウンターパートなども同じですね。

それらを出来るだけソロ・ギターアレンジの中に組み込むことでアレンジをしていくと言う考え方です。ですから、アレンジと言うよりはむしろコピーに近い感覚がありますね。

この考え方でアレンジをした場合、ギターの技術的に難しくなることが多いです。

それもそのはずで、一緒にベースラインや和音などを元の楽曲に近く演奏をするわけですからね。ときに、メロディとベースラインの違う旋律を一緒に弾いたり、メロディと和音を一緒に弾くためにストレッチな押さえ方が必要だったりすることがあるわけです。

仕上がったアレンジは元の楽曲に近いので、聴いている方にも馴染みやすくなります。また、元の楽曲をギターひとつで再現していると言う面白さもあります。



▲Pagetop