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アドリブの概論

ソロギターレクチャー【第6楽章・Track36】

このTrackからはいよいよアドリブです。とは言ってもまずはアドリブと言うものについての概論の話です。

そもそもアドリブって何?と言う方もいらっしゃると思います。

アドリブは別の呼び方として、インプロビゼーションまた即興(演奏)と言います。言ってしまえば、その場の雰囲気や感情で即興的に演奏をすると言うことになります。

例えばジャズ。

テーマを演奏し終わるとそのままアドリブに入っていきます。それぞれの楽器がアドリブを演奏してひと通り終わるとまたテーマへもどってエンディングと言うのがひとつのパターン。

その場の雰囲気やオーディエンスの盛り上がりなどで即興的に演奏していきます。特にジャズではこれが醍醐味となっています。

さらに、アドリブと言うものをもう少しメカニカルに考えて見るとこのようになると思います。

まずは、その場の雰囲気や感情など頭の中でイメージします。

そしてそれを具体的な音、メロディとして頭の中で考えます。(浮かんでくると言っても良いですね。)

さらにそれを今度は楽器で実際の音として演奏します。

こだけのの作業を演奏中に、しかもほぼ一瞬にして行うと言うわけです。

もちろんそんなことが出来るのはプロのミュージシャンでもほんのひとにぎりしかいないと思います。ですから、この過程で演奏が出来る人はまさに神技ですね。

では普通のプロミュージシャンは?と言うことですが、このようになると思います。

まずは、その場の雰囲気や感情など頭の中でイメージします。ここまでは同じ。

そしてそれを具他的な自分の過去会得してきたフレーズやパターンに照らし合わせます。それを、今度は実際に演奏していきます。

もっと初心者の方に近づけてみて、プロでもアマチュアに近い場合は?

まずは、その場の雰囲気や感情など頭の中でイメージします。ここまでは同じ。

そしてそれを具他的な自分の過去会得してきたフレーズやパターンに照らし合わせます。これも同じ。

それを、実際に演奏するのですが、タイミングが合わなかったり、上手く弾けないことによって
視覚的に覚えているポジションを弾いたり、指の動きやすいパターン、つまり手癖、指癖で弾きます。

だいぶ、近づいて来たでしょうか・・・。

さらに、アドリブは一応こなせる、と言う方は?まずは、その場の雰囲気や感情など頭の中でイメージします。ここまでは同じ。

そしてそれを具他的な自分の過去会得してきたフレーズやパターンに照らし合わせます。これも同じ。

実際に演奏するのですが、音楽に頭が追いつかず、手癖、指癖に加えて、視覚的なポジションを適当に選んで弾いてしまいます。

この場合はそれ自体がもうフレーズと言うかメロディにはなっていませんね。曲にあわせて機械的に、音を視覚的に選んで演奏していると言うことになります。

そこで、このレクチャーでは、とりあえず自分の思うままにアドリブを演奏すると言うことで、視覚的にどこを弾いたら良いか?そして、どんな感じで弾いたら良いか?と言うところから、アドリブについての楽しさを少し味わっていただきたいと思います。

それではソロギーで何でアドリブ?と言うことですが、ソロギターの場合はテーマだけでは短いと言うことがあります。もちろん途中の部分もきちんとアレンジして演奏しても良いのですが、ここでアドリブを入れることによって今まで間違えないように・・・とか考えて弾いていた束縛から解放されると言うことです。

ソロギターでのアドリブの部分はまったくの自由と言ってもよいですから・・・。

変な話ですが、いきなり弾くのを止めてみたり、激しくかきむしるように弾いても良いわけですから・・・。バンドだったりアンサンブルの場合はひんしゅくを買ってしまいますね。

ですから、ソロギターだからこそアドリブを入れると楽しい!と思うのです。

それでは、まったく自由に弾いても本当によいの?と言うことですが、実はある程度のルールの中で自由に弾いてこそ聴いてくれる人も弾いている自分も心地よいのです。

ここまで、アドリブって何か、おぼろげながらもお解かりいただけましたでしょうか?

それでは次ぎのTrackで具体的なアドリブの心地よいルールについてお話して行きます。

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