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メロディ全てにコードをつける為に

ソロギターレクチャー【第7楽章・Track45】

第7楽章では、実際のギターの指板上でメロディ全てにコードをつける為のお話、つまり、楽曲から離れて理論の説明をさせていただきたいと思います。ソロギターを極める上できっと役に立つはずです。

昔、ジャズギターのソロ演奏で、特にメロディやアドリブにコードをつけて演奏をしているのを聴いて、すごい不思議な感じがしました。なんであんなことができるんだ!と言う感覚でした。

考えてみれば、メロディラインに全てコードをつけることが出来れば、それでひとつのソロギター曲として完結するんですね。一応・・・。

それをもとに、ベース音の動きを加えたり、時として単音で弾いたり、またはコードを「ジャラーン!」と弾いたり、アルペジオにしたり・・・と変化をつけていくことが出来る訳です。

その時に必要な考え方が、ギターのポジションごとのフォーム、つまり…

どのポジション、どこのフレットでもコードを押さえることが出来るようにしておくこと

です。

例えば、メロディが高い音でも、その音の近くで自在にその時のコードを押さえることが出来れば完璧ですよね。

第7楽章では、平行移動と言うギター特有の利点を生かして、メロディ全てにコードをつける為のお話をしていきたいと思います。

それではスタートします。

まずはじめに、大体の方がはじめに覚えるコードは1フレットから3フレットくらいのポジションで押さえるローコードと言うものですね。

そのローコードを見てみると・・・。

 ローコード「C」  ローコード「D」  ローコード「E」 

   ローコード「F」  ローコード「G」   ローコード「A」

 ローコード「B」

と言う感じですね。

この中で「F」と「B」はいわゆるセーハをしないといけないコードになります。そしてこのセーハが、はじめたばかりの方の第一関門になるんですよね・・・。

押さえ方については、ここでは残念ながらお話はありません。この楽章はあくまでも理論的なお話ですので、とりあえず音が出ればOKとしましょう。

ここで注目していただきたいのが「E」と「F」そして「A」と「B」の違いなんすが・・・。

良く見てみるとお解かりかと思いますが・・・先ほどお話した平行移動と言うギターの特性と言う視点で見ると・・・お解かりですよね?

答えは、次のTrackです。

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