ギターの弾き方・右手の基本(指弾き) | ギター初心者向けレクチャー
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ギターの弾き方・右手(指弾き)

爪は適度にのばして爪と指の腹で同時に弾くイメージを持つこと

指弾きギターを弾く場合に、初心者の方に良く聞かれることが『爪は伸ばした方が良いですか?』と言うことです。

例えば、クラシック・ギターでクラシックの楽曲を演奏する場合には、どの教則本を見ても基本的には爪を伸ばして、爪で弾くとあります。

確かに爪を伸ばさないで、指の腹で弾いた場合と爪を伸ばして爪を当てて弾いた場合では当たり前ですが、爪を当てて弾いた方が音がクリアですし音量自体も大きくなります。

ですから答えを言ってしまうと「爪で弾く」と言いたいところですが…

実はお好み・・・ということになってしまうのです。

ただ、個人的には爪を適度に伸ばして爪と指の腹で同時に弾くようなイメージが良いと思います。

実は爪で弾くこと自体よりも、爪の管理ということの方が難しい問題なんですね。

わたしも爪を少し長めに伸ばして弾いていたことがあるのですが、この爪が日常生活の中でけっこう割れたり、折れたりするんですね。

プロのギタリストで、特に爪を中心にして弾いている方は、コーティングなどをしたり、時には瞬間接着剤を使用して強化したりしています。日常生活も気をつけているんですね。

普通に生活をしていて、何気に行動をすると、折れたり、割れたりしてしまいます。今の若い女性の方たちのネイルがよく日常生活に耐えうるなあ・・・と思ったりしますね。

また、爪に極端に異存していると例えば、どこかの指の爪が割れたり、折れたりして短くなったときにいざ指の腹で弾くことになると全体のバランスが崩れてとても弾きにくくなります。

また、特に音量のバランスや音色のバランスも狂ってくるので思った以上にとても弾きにくいです。

ですから、爪はもちろん弦に当てるのですが、指の腹も同時に当てるようにして爪のみに依存しないようにプレイをした方がプロではない一般のアマチュアギタリストには良いと思います。

また、仕事を持っていると、特に営業系やサービス業の方は爪が長いだけで少し変な目で見られたりします。わたしが営業職をしていたときがそうでした。しかも片手だけ長くて、マニキュアで光ってツヤがあるわけですから・・・。

これは、あくまでもわたしの場合ですから、実際は自分で一番良い音を奏でることが出来るようにいろいろと試行錯誤することが大切ですね。

次は爪の切り方と手入れ方法について話をします。

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