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爪の切り方と手入れ方法

爪はただ切るのではなくて削ると言うイメージで手入れをします

以前、クラシック・ギターを集中的に練習をしていたときにはけっこう長く爪を伸ばしていました。

普通教則本などを読むと、大体小指以外を1〜1.5mmくらいのばすのが一般的なようです。しかし、わたしの場合は結構深爪体質なので、この長さではほとんど指の腹で弾くようになってしまいます。ですから写真でもお解かりの通り、爪の白い部分がかなり長いですよね。

爪の切り方と手入れ

爪を削る頻度ですが、わたしの場合は大体月に2回くらいです。これはまさに人によって爪の伸びるスピードが違いますのでケース・バイ・ケースですね。

今は、爪がわずかに弦に引っ掛かるような感じで弾いていて、基本的には指の腹と同時に弦に当てている感じで弾いています。

また、親指の爪は今は伸ばしていません。

これは、ソロギター曲などを弾く場合に、爪を使用してクリアに音を出すより完全に親指の腹でつま弾いた方が全体のバランスが良い感じがするからです。また、速いパッセージの場合は親指を含めた人さし指と中指の3本の指を使用するスタイルですので、親指の爪が長いと引っ掛かるような感じが個人的にするからです。

では、実際にどのように爪を削っているかと言いますと、これが実はまだ試行錯誤中なんですね。爪の角度や削り方がこれほどまでの音に影響するのか!と言うことは、クラシックギターを弾き始めてあらためて思いました。もちろんここはかなり微妙なところで、実際の演奏のしやすさとかにも大きく関わってきます。

爪の手入れに使用するものは、この画像のようなグッズです。

爪のメンテナンス用品基本的には爪を爪切りできることはほとんどありません。爪切りで切ると、けっこう割れたりするんですよね。それも、かなり意外なところで・・・。

そうなると爪が伸びるまでのしばらくは、弾きにくいし音は悪いし・・・。

これは、爪切りの品質にもよります。わたしが爪を切る場合には、美容室で取寄せてもらったネイル用のものを使用しています。(写真一番左)

普通はステンレスのやすりで大まかに削り、そして使い捨ての紙のやすりで仕上ます。紙のやすりは裏と表があってそれぞれ、粗めと仕上げになっている物です。(写真一番右)

さらに、爪強化用のトップコートをたまに塗っています。これはあくまでも爪の割れ防止ですので、安いものを使っています。

最初に塗った時は結構人前に出るのは恥ずかしかったですね。特にコンピ二なんかでお金を払ったり、お釣りをもらたりする時・・・。右手の爪だけピカピカしていて怪しげな人に見られているんじゃないかと・・・。でも今は堂々とギター弾いています!と思うようにしています。

具体的に爪を削る場合は、紙のやすりのエッジ部分を丁度ギターの弦の様にして、実際に爪を当てて削っています。

爪のけずり方

爪は正面から見るとへの字のようになっています。当然そのまま直線的な弦が当たると、爪の2ヶ所が弦に触れるようになります。

爪と弦の接点実はこのように2ヶ所弦に当たると、音が非常にクリアではない音で薄い感じの音になってしまいます。これを出来るだけなくすように、爪が一枚の板になるように心がけています。

さらに、爪を鋭くとがった形にしたりもしません。爪が弦に当たるのはあくまでも点ではなくて面と考えます。これはピックが弦に当たるときと同じ考え方ですね。

また、爪は指の種類によって長さや曲がり方がちがいます。これは人によっても違いがあるのですが、わたしの場合は弦に指を当てた時に、人さし指は中心より左側、中指はほぼ中心、薬指は中止より右側が触れます。

それを確かめながら、その部分を中心に整えていくわけです。

そのために、先ほどの写真のように実際に弾くような感じでやすりに爪をあてて削っているわけです。

次はピック弾きにも共通する右手の基本的なポジションについての話をします。

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