ギターレクチャー理論編/理論編・第1楽章はコードの攻略です。コードの意味を知ることと、理解することがギター上達に役立ちます。

ギターの響き
『ギターの道と言うものは遠くて険しい・・・とも言えるがしかしひとたび奏でれば、優しく、楽しいものです・・・。』
これはギタリスト・渡辺香津美さんの言葉。このサイトは、その遠くて険しいギター道を進む為のご参考にしていただければ・・・と言う想いから創ったソロギターを中心とした”ギター好き”のサイトです。

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【理論編・第1楽章・Track08】コードを攻略しよう

クラシック楽曲の譜面にはコードネームが記載されていませんが
ポピュラーやその他の譜面には必ずと言って良いほどコードネームが記載されています。
特にジャズギタリストはメロディとコードだけの楽譜でもソロギターを奏でることが出来るのです。
ソロギターの重要な要素である「メロディ」と「ベース」と「和音」。
これをひとつの記号であらわしたのがコードネームと言えます。
まあ実際にはもう少し複雑なんですが・・。

ギターコードはものすごい数があります。
これはギターの特性といえるかも知れません。
つまり、ギターの良いところであり難しいとこでもある
同じ音が出るところが何ヶ所かある、と言うことによるものなのです。

ピアノであればオクターヴの違いこそあれ、例えば「ド」の音が出るところは1ヶ所しかありません。
しかしギターの場合は、同じ「ド」の音でも
5弦の3フレット、6弦の8フレット、の2ヶ所あります。
さらにオクターヴ上の「ド」を見ると
2弦の1フレット、3弦の5フレット、4弦の10フレット、5弦の15フレット
6弦の20フレット、の5ヶ所もあります。

ですからピアノであれば「ド・ミ・ソ」という並びのコードは1ヶ所でしか弾けませんが
ギターでは何ヶ所かで弾くことが出来るのです。
そのために、ギターの場合のコードフォームはすごい数があるのです。
ちなみにわたしの持っているコードブックには7488のコードフォームが掲載されています。
ここで誤解しないでいただきたいのですが
コードの種類についてはギターでもピアノでも同じなんです。
あくまでもコードを抑えるための形、コードフォームが数多くあると言うことなんです。

このソロギターレクチャー・理論編・第1楽章ではコードについてお話したいと想います。
コード攻略にはもちろん全てのコードフォームを覚えると言う方法もあるかと想いますが、かなり困難かと・・。
またソロギターをメロディとコード譜だけで弾くためには
ある程度理論的な話が必要ですので、できるだけわかりやすく行きたいと想っています。



【Track09】何もついていないコードはベース音、3度、5度>


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