ギターレクチャー理論編/コードにある5つのエリアが、そのコードの構成音を知る鍵になります。

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【理論編・第2楽章・Track13】コードには5つのエリアがあります

いきなりですが、下に書いてあるコードを見てください。

 (9th)
maj

「ギターで弾いてください。」と言われて弾ける方は結構いらっしゃると想いますが
「このコードの構成音を教えてください。」と言われて答えられる方は少ないのではないでしょうか?
特にギターの場合は形で覚えてしまうことが多いのです。
でもそれがギターの特徴であり利点でもあるのですが、音楽的ではないですね。
コードが理解できた上で、ギターの利点を利用したほうが絶対的に良いはずです。

いきなり余計なものがいっぱい付いていますが、恐れることはありません。
まず覚えていただきたいことは
  コードには5つのエリアがある
と言うことと、そこに必ず
  そのコードの情報が書いてある
と言うことです。
ですから、その5つのエリアが理解できれば、
ほとんどコードが理解できた!と言えます。

それでは5つのエリアをご説明させていただきます。
そのエリアは下図のように分かれています。

@
D
B
A C

これでは良く解らないと想いますので、実際のコードと照らし合わせてみます。
@
D
B
A C











@
D(9th)
B
A C
maj




 (9th)
maj

解りましでしょうか?
つまり上の「C」と言うコードは
実はエリアA、B、C、Dに何も情報が書いてないコードと言えます。
そしてその下のコードでは
エリアA、Bに何も情報が書かれていないと言うことになるわけです。

それではいったい、このエリアにはそれぞれどのような情報が
書いてあるのか、またその意味を順番にご説明させていただきます。



<【Track12】コードの基本の復習 【Track14】エリア@、Aに書いてある情報とは?>


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