ここでは簡単に解りやすくお話をする・・・つもりです。

まず、譜面の頭に書いてあるCと言う記号につきましては前回お話させていただきました。
この時に、4拍、つまり、4拍子と言うお話をさせていただきました。
この4拍と言うのは、4分音符をさします。
つまり、C=4/4 の場合は、「イチ、ニイ、サン、シイ」と4つ数えると次ぎの小節に移動する
のですが、それを譜面にすると、4分音符が4つと言うことになるのです。
つまり「イチ」が4分音符に相当するわけです。
更にその倍の長さつまり「イチ、ニイ」と言う長さの音符が
2部音符と言います。さらにその倍を全音符と言います。
言い換えれば
全音符は「イチ、ニイ、サン、シイ」と数えるまで延ばす。
2分音符は「イチ、ニイ」と数えるまで延ばす。
4分音符は「イチ」と数えるまで延ばす。
と言うことになります。
さらに「イチ」の「イ」の長さ分の音符を8分音符、更にその半分を16分音符、更に半分を32分音符と言います。
これらの関係を図にすると下のようになります。

また、それぞれに点をつけた5割り増しの長さの音符があります。これを付点音符と言います。その関係は下図のようになっています。

さらにお休み、つまり休符と言うものもあります。
これには下図の様なものがあって、それぞれ=で結ばれた音符と同じ長さ分だけ休むと言うことになります。

ここまではお解かりでしょうか・・・。
次ぎは具体的に譜面に起こしてご説明させていただきます。
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