コードネームからそのコードの構成音を知る
コードネームにある5つのエリアに全ての情報が記されている!?
どんな音楽ジャンルでもギターを弾く上でコードについて理解をしていることは大切なことです
これはただ形としてのコードを知っているだけではなく、その仕組みを理解すると言う意味です。これは決して邪魔ではありません。むしろ、今後のギターライフを発展させていくのに絶対に有効になると確信しています。
ここではコードを見ただけで、そのコードの構成音が理解できるようになるためのご説明をします。
その前に、コードの基本であるベース音や3度、5度の音などについての基本的なことはこちらで話をしていますので参考にしてください。 ⇒ コードを攻略しよう
では、話をすすめていきますね。
いきなりですが、下に書いてあるコードを見てください。
C | (9th) |
maj7 |
「ギターで弾いてください。」と言われて弾ける方は結構いらっしゃると思いますが、「このコードの構成音を教えてください。」と言われて答えられる方は少ないのではないでしょうか?
特にギターの場合は形で覚えてしまうことが多いですね。でもそれがギターの特徴であり利点でもあるのですが、音楽的ではないところもありますよね。だから、コードが理解できた上で、ギターの利点を利用したほうが絶対的に良いはずです。
先のコードには、いきなり余計なものがいっぱい付いていますが、恐れることはありません。
まず覚えていただきたいことは
コードには5つのエリアがある
と言うことと、そこに必ず
そのコードの情報が書いてある
と言うことです。
ですから、その5つのエリアが理解できれば、ほとんどコードが理解できた!とも言えるわけです。
それでは5つのエリアをご説明させていただきます。そのエリアは下図のように分かれています。
@ |
D | |
B | ||
A | C |
これでは良く解らないと思いますので、実際のコードと照らし合わせてみます。
|
= |
|
|
= |
|
お解りでしょうか?
つまり上の「C」と言うコードは、実はエリアA、B、C、Dに何も情報が書いてないコードと言えるのです。そしてその下の「Cmaj7(9th)」はエリアA、Bに何も情報が書かれていないと言うことになるわけです。
それではいったい、このエリアにはそれぞれどのような情報が書いてあるのか。またその意味を次のページで順番に説明していきます。
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