コードの基本のまとめ
これからのギターライフを発展させていくのに絶対に有効
ここまで話をした関係をしっかりと理解しておくことが今後のギターライフを発展させていくのに絶対に有効になります。
ひとつひとつの音階を覚えることは大変ですし、また覚えなくてもギターと言う楽器の特徴のひとつの「平行移動」と言うことをすればギターを弾くことは出来ます。ですから現段階では覚えるのではなく、どういうことかを理解しておいて下さればと思います。
ここで大分頭も混乱してきたと思いますのでまとめてみます。
コードの構成音のベース音になる部分はコードと同じ音です。
例 「C」と言うコードの場合のベース音は「C=ド」
「B」と言うコードの場合のベース音は「B=シ」
「F♯」と言うコードの場合のベース音は「F♯=ファ♯」
コードの後に余計なものがついていない場合は(mとか7とかdimなど)
構成音は「ベース音」「3度の音」「5度の音」の3つの音になります。
「3度の音」「5度の音」とは「ベース音」を含めて
「3番目と5番目の音」と言うことです。
何を基準に3番目の音、5番目の音を決めるかと言うと
そのコードに一番あった音階によって決めます。
音には
「ド・ド♯・レ・レ♯・ミ・ファ・ファ♯・ソ・ソ♯・ラ・ラ♯・シ」
と言う12種類しかありません。
そのコードに一番合った音階とは、その12種類の音の並びを見て
「ベース音」から間に何音入っているか、と言うルールによって決まります。
それはベース音からはじまって
「1音、1音、無し、1音、1音、1音、無し」
です。
そしてその音階を元にして「3度の音」と「5度の音」は決まります。
その音の重なりが
mとかmajとかが付いていない場合のコードの構成音になります。
お解かりでしょうか?
ちなみに、何も余計なものがついていない「C」とか「G」と言う3つの音で構成されているコードを「トライアド」と言います。これがコードの基本になります。
このような理論は別に知らなくてもギターは弾けます。
でもより極めていくと、必ずこのような話が出てきます。知っているのと知らないのでは・・・知っているほうが絶対に役に立ちます。
例えばアドリブを奏でるとか、自分で好きな曲をアレンジするとか・・・。損はありませんよ。
実際にギターでどのように弾くのかは、また機会をみて話したいと思います。
お疲れ様でした。
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