コードトーンとノンコードトーン
ソロギターレクチャー【第4楽章・Track22】
「うみ」のメロディをコードトーンとノンコードトーンに分けてみます。
1小節目はこのようになります。
「G」のコードのコードトーンは右側のダイヤグラムから「ソ・シ・レ」となりますね。そうすると上の2拍目の「ラ」は、「ソ・シ・レ」以外の音になりますのでノンコードトーンと言うことになります。
続いて、2小節目は
「ラ」の音がノンコードトーンになります。
3・4小節目は、全ての音がコードトーンになります。
5・6小節目は「レ」と「ラ」がノンコードトーンです。
7・8小節目は「レ」がノンコードトーンです。ダイアグラムはD7のものですが、「レ」の部分のコードは「C」ですので、ノンコードトーンとなります。
以上をまとめてみるとこのようになります。
ここまでは、そんなに難しくはないので、お解かりですよね?
そして、この×印のノンコードトーンのところは単音でメロディを弾いて,その他の部分は、第2楽章でご説明させていただいた法則でコードを入れてみるとこのようになります。
弾いた感じが結構重厚な感じですね。基本はお解かりになりましたでしょうか?
ノンコードトーンではコードを入れないと言う方法をご説明いたしましたが、これはあくまでも基本的な考え方と言うことになります。
実は、ノンコードトーンでもコードを入れることが出来るんです。むしろ、積極的に入れた方がバリエーションは豊富になります。
その説明は次のTrackで・・・。
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