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第6楽章のまとめ

ソロギターレクチャー【第6楽章・Track44】

第6楽章では、アイルランド民謡の「ロンドンデリーの歌」を題材にしてまずはアレンジの方法をご説明して、続いてソロ、つまりアドリブと言うものについてのご説明をしました。

実際にアドリブと言うものの、ほんの入り口にも入っていないような話ですので、これからわたしも含めてさらに精進してギター道を行く必要がありますね。

ここで、第6楽章、特にアドリブについてのまとめをしてみたいと思います。

まず、アドリブの方法としてどの音を弾いたら良いか?と言うことについてですが、最初にお話したのが、コードの構成音を使って演奏すると言うことです。

そして、その曲の基本となる音階を使って演奏すると言うことです。

更にコードが変わって、その音階以外の音が出てきた場合には、その変わった音を利用して演奏すると言うことです。

文章にしてしまうとこれだけのことなんです。これは、実際にプロのアドリブも基本的には同じなんです。

基本的にはその曲のスケールを使って、さらにコード感を出すために、コードを分散したりアルペジオ的なフレーズを使ってさらに、その曲のスケールから外れる場合は別のスケールを使用して・・・となるわけです。

さらにこのレクチャーではソロギターでのアドリブですから、当然、コードとメロディラインを同時に弾く必要があります。

その為に、和音のトップにメロディを持ってくると言うお話をさせていただきました。また、バリエーションを持たせるために、シングルラインを入れてみたり和音のアルペジオ的なものを入れてみたりすると言うことをご説明しました。

さらに、もっと自由に考えると言うこともありです。

例えば、アドリブの部分のコードをDのみにしてのアドリブとか・・・。これならあまりいろいろ考えずに好きなだけ弾けますね。

また、シングルラインだけで延々と演奏するとか・・・。

こう考えるとまったくの自由に弾くことが許される部分があると言うことがおわかりいただけると思います。

ただし、自由に弾く為にはそれなりの基本が解らないと自由にさえ弾けないと言うことですね。

この楽章ではアドリブのほんのさわりだけです。理論的な話はかなり簡略化してご説明いたしました。

ですから、理論書をご覧になったりすると少しニュアンスが違うと言う部分もありますが、あくまでもアドリブのさわりのご説明と言うことでご理解いただければと思います。

それでは、頑張ってLet's Play ソロギター!

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