実際のアドリブの解説 その2
ソロギターレクチャー【第6楽章・Track43】
それでは5小節目の解説です。
ここはDとD7を基本的には押さえたままで開いている指や解放弦を利用してメロディを弾いています。
D7の部分でこのコードの特徴である「ド」を多用してコード感が出るようにしています。
6小節目です。
ここはコードのGを最初に弾いて、その響きの中でシングルラインのメロディが流れている感じです。
このように長めのシングルラインを弾く場合は頭の部分にコードを鳴らしておくと聴いている人に残響として頭に残るのでその後のシングルラインはあまりコードトーンを意識しなくても綺麗に聴こえるわけです。
次ぎの7小節目、8小節目です。
6小節目のシングルラインと同じメロディをここでは和音にして弾いています。
譜面を見ると複雑で難しそうなんですが実際は、左手がコードを押さえて、こちらも開いている指や解放弦を利用しています。
このように、同じメロディラインをコードが変わっても同じメロディラインを弾くと言う方法はかなり効果的で、メロディが変わらないでコードだけ変わりますので、変わった後のコードが引き立ってよりコード感を出すことが出来ます。
以上、アドリブの解説をさせていただきましたがお解かりでしょうか?
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いろいろと試行錯誤してみてください。
いよいよこの第6楽章も終りです。次ぎのTrackでまとめをします。
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