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エレキギターを買うときのポイント

初心者向け、ギターの選び方・買い方

エレキ・ギターの場合は、ものすごく種類やバリエーションが豊富なのでより選択は悩むところです。しかし、アコギの場合よりも音楽のジャンルやギタリストによって決まってくる感じがあります。

ですから、アコギと同じように自分の演奏したい音楽やギタリストが持っているものと同じ形式のギターが選択肢のひとつになります。

エレキ・ギターの場合は、大きくわけて3つの種類があります。

ひとつは、ソリッドと呼ばれているギター。
そして、セミ・アコースティック(セミアコ)と呼ばれているギター。
さらにフル・アコースティック(フルアコ)と呼ばれているギター。

ソリッドとは、乱暴に言うと一枚の板状にボディがなっているギターのこと。ストラトキャスターやレスポールに代表されます。

そしてセミアコというのは、一部分が空洞でその他の部分は板状になっているギター。ギブソンのES-335などが代表です。

そしてフルアコというのは、中が空洞になっているギター。

セミアコやフルアコが使用されるのはジャズやフュージョン系が多いので音楽ジャンルとしてはわかりやすくなっていますね。もちろん、これらのギターでもロックン・ロールやハード・ロックを演奏している人もいますが。

そう考えると初心者の方の場合はいわゆるソリッド系のギターが良いのではないかと思います。

ソリッド系のギターはオールマイティですし弾きやすさもありますから。セミアコやフルアコは実はけっこう癖があって弾きにくいのです。

ソリッド系ギターの選び方ですが、まずは形。

これが実にたくさんの種類があって悩むところ。実際にメーカー各種いろいろな形をリリースしています。しかし、大ざっぱにわけるとストラト・タイプとレスポール・タイプに大別することができます。

ストラトというのはフェンダーという老舗ギターメーカーのストラトキャスターという名器のデザインをもとにした形。これまた乱暴に言うと、両側が尖がったデザインで比較的スラッとした感じ。

それに対して、レスポールというのは、こちらも老舗ギターメーカーのギブソンのレスポールという名器のデザインをもとにした形。全体に丸みを帯びている形と言ったらよいでしょうか。

実際には、ストラトキャスターとレスポールの違いは形だけではなくて、エレキの心臓部分である音を増幅するために弦の振動を拾うピックアップという部分に違いがあったり、またネックの形状が違っていたりします。これは、『フェンダー・タイプのネック』 とか、『ギブソン・タイプのネック』 などと言って好みの別れるところです。

まあ、初心者の方は、どちらでも一緒だと思います。言い換えると、最初に弾いたタイプのネックが好きなネック形状になるわけですので、そのネック形状に慣れていくからです。

ちなみに、わたしの場合は最初のエレキ・ギターがストラト・タイプでしたのでフェンダー系のネックでした。しかし次のエレキ・ギターがいわゆるギブソン系でした。その後もどちらということもなくいろいろ使用をしましたが、どちらかと言うとフェンダー系の方が好みでしょうか。

また、ピックアップもそれぞれシングルコイルとハムバッキングという名前のものがあり、それぞれに個性や用途があるのですが、それはあくまでもギターアンプにつないでバンドなどで演奏をする場合に必要になる選択と言えます。

ですから、初心者の方の場合は、ピックアップについてもそれほど考えなくても良いと思います。

そうすると一番選択するポイントになるのは、やはり形や色ということになるかな、と思います。

それは、自分の好きなギタリストや音楽を見据えた上で選ぶことが一番良いのですが、とりあえず・・・という方は、とにかくインスピレーションで形を選び、好みで色を選択しても良いのではないかと思います。

また、エレキ・ギターの場合は、小さいものであってもギターアンプがあった方がより楽しめるのでその分ギター本体にかける価格が少なくなります。

さらに、音を変化させるエフェクターなどもあるとより楽しめますので、その分の予算も必要ですね。

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