さらに豊かに動かしてみます
ソロギターレクチャー【第3楽章・Track19】
前のTrackの考え方、お解かりでしょうか?
その方法で最後のまで音を入れていくとこのようになります。
いかがでしょうか?
この譜面の音の中で1音だけ先ほどご説明した、使用できる音の中に無い音があります。
お解かりですよね?
3小節目の3拍目の「ド♯」です。しかしこれは前のTrackでご説明した次のコードのベース音の半音下の音を入れると言う法則にはあっています。
実は厳密にここの部分だけを取り出せば、デミニッシュコードにリハーモナイズしていると言うことになるのですが、まずは半音で弾いてみて、不協だったり、不自然でなければOKです。
理論よりも、感性が大切ですから・・・。
今一度まとめると、基本的にはその曲に使える音階を使用するのですが、半音でベース音を動かしてもOKと感じれば良し!と言うことです。このあたりの感性という所が音楽、特にソロギターの面白いところですね。
更にこの考え方を先ほどの通りに全て3拍目に入れて見たいと思います。さらにベース音は豊かに動いて曲に表情がでますね。
弾き方のポイントは先ほどと同じ。メロディを延ばしてそこへ2音のベース音を重ねると言うことです。このようになります。
さて、次のTrackでいよいよこの章も最後です。今までのまとめと、考え方をミックスして仕上げます。もう少しです。頑張ってください!
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