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コードを入れてみます

ソロギターレクチャー【第6楽章・Track41】

このTrackでは、もっとソロギターらしくコード、和音を入れてのアドリブを考えてみたいと思います。

コードを入れると時に一番安定感があってしかも効果的なのは、以前のレクチャーでメロディーの和音を入れると言う時にもご説明させていただいた通りコードの変わるところで入れると言うのが基本になります。

これはメロディをアレンジする場合と同じでアドリブにおいても有効な方法になります。

まずは基本としてアドリブラインを弾きながら、コードの変わるところで和音を入れると言うことを覚えてください。

それでは具体的に見て行きます。

まずは、使える音とコードの関係を再度整理しておきます。

この曲の音階はこのようになっていました。

ここにコードD、G、D7、A7を重ねるとこのようになります。

ここまではよろしいでしょうか?

・・・・・・・・・・

ここでは最初の2小節でお話しますので後は、いろいろと試行錯誤してみてください。

まずは1弦のみでアドリブを弾いた例です。

タブ譜を見ていただければ一目瞭然ですね。1弦のみでメロディを奏でています。

次に2弦のみでアドリブを弾いた例です。

当然ローポジションでお話をしていますので2弦でアドリブをすればその分和音の構成音は少なくなり響きもやや狭くなります。

実際には、メロディは1弦だったり2弦だったりしますので混合して使用します。

次ぎは1弦、2弦を使用してアドリブを弾いている例です。

簡単にお話をしましたがお解かりでしょうか?

・・・・・・・・・・

つまり…

アドリブラインを弾きながら、コードを入れるポイント(今回はコードの変わるところ)でそのアドリブラインの音がコードの一番高い音になるように入れる

と言うことです。

この考え方を応用していくと、ローポジションのみではなくてハイポジションのコードフォームでも同じことが出来ると言うことになります。

さらにどこのポジションでも同じコードを押さえる事が出来れば自在にアドリブに対してコードを入れることが出来ると言うのはお解かりですね。

それではそろそろ全体的なまとめをしていきたいと思いますが、それは次ぎのTrackにしますね。

実際の演奏では、シングルラインを入れたり、コードももっといろいろなところに入ったりするわけです。それらをおり混ぜて、演奏をして、その演奏の解説をしてまとめます。

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