ヘッド部分・糸巻き(ペグ)の詳細と役割
ギターの各部名称と役割
ヘッドと言うのは文字通り頭(ヘッド)のことを言います。ギターで言うと左の画像の部分を指します。
ここにはギターの弦を巻きつけると言う役割のペグ(糸巻き)がついています。ペグと言う部分はネジのようになっていて回すことができます。
このペグ(糸巻き)をまわすことによって弦の貼りの強さが替わってきます。
ゆるく巻いてあれば音は「ボワーン」とした低い音になり、きつくビンビンに巻くと「ピーン」とした音になり高い音がでます。つまり音程が上がったり下がったりするわけです。
その上がり下がりを調整して決められた音程にすることをチューニング(音あわせ)と言います。
輪ゴムを切って一本の糸のようにして両手で持って、引っ張って口で弾くと音がしますね。両手を強く引っ張ってゴムの貼りを強くすると音が高くなります。また緩めると低くなります。これがまさにギターと同じで、ペグ(糸巻き)の部分を両手でしていると言うわけです。
上の画像はクラシックギターのヘッドですが、フォーク系のギターになると少し感じが違っていて左の画像のようになっています。
クラシックギターが弦を糸巻きに縦に巻きつけるのに対して、フォーク系では横にまきつけます。写真で比較するとなんとなくお解かりいただけますね。
また、フォーク系ギターでもクラシックギターと同じようなヘッドスタイルのギターもあります。
機能としてはクラシックギターもフォーク系ギターも全く同じです。ちなみにペグ(糸巻き)の部分を比較してみるとこの様になっています。
(クラシックギターのぺグ) (フォーク系ギターのペグ)
ちなみのエレキギターのヘッドはフォーク系と同じように横に巻きつけます。
またこの写真のエレキギターはストラトキャスターと呼ばれているもので、エレキギターの場合はいろいろな形にヘッドがアレンジされています。
ギターの各部名称と役割
▼クラシックギターの各部名称
▼フォーク系ギターの各部名称
▼エレキギターの各部名称
▼ヘッド部分・糸巻き(ペグ)の詳細と役割
▼ヘッド部分・ナットの詳細と役割
▼ネック部分・フィンガーボード・フレットの詳細と各役割
▼ボディ部分の詳細と各役割
▼ボディ部分・ブリッジの詳細と役割
- ギター初心者向けレクチャー・目次…初心者向けギターレクチャーの目次ページです
- 初心者向けギターの選び方・買い方…はじめてのギターの選び方、買い方のポイント
- 音楽ジャンル別ギター練習法…代表的な音楽ジャンルごとにギター練習方法のはじめの一歩をご紹介
- ギターと一緒に揃えたいアイテム…無くてもギターは弾けますがあった方が絶対によいアイテムをご紹介
- ギターの扱い方と手入れ方法…ギターの手入れや保管方法、また弦は緩めた方が良いのかを説明
- 自分のギターに愛着をもつ為に…自分のギターの本当の音色を知る方法をご紹介
- 譜面、音符の攻略の基礎…ギター特有のTAB譜などの基本的な見方や、譜面の味方のごく基本的な説明
- コードを攻略しよう…ギターコードの基本についてや3度の音、5度の音の説明
- コードネームからそのコードの構成音を知る…コードネームにある5つのエリアについての説明
- ソロギターアレンジ…童謡を中心にソロギター用にアレンジした曲のmp3、譜面